台湾とアメリカで学び、欧米および香港でのビジネス経験を経て、2002年に家族の事情で日本に移住しました。日本という「ハイコンテクスト」な社会に飛び込んだ当初は、日常生活でも職場でも多くのカルチャーショックを受け、言語の壁にも直面しました。日本語はゼロからのスタートでした。

しかし、こうした違いが、かえって私の好奇心を刺激しました。「どうすれば文化の違いを乗り越えられるのか？」「どうすれば人や企業同士のコミュニケーションがもっとスムーズになり、お互いの強みを引き出せるのか？」という問いを持つようになったのです。

この想いから、コーチング、パーソナリティ・アセスメント、グローバル人事に関する資格を取得し、個人と組織、両面から異文化コミュニケーションを深く学び続けてきました。日本国内では日系企業と外資系企業の両方で、多くのリーダー職を経験してきました。また一時期は、外国人駐在員の配偶者として、駐在前・駐在中・帰任後における家族の視点からの課題にも直面しました。

こうした多様な経験は、「文化の壁を乗り越えるサポートをしたい」という私の思いを、より一層強くしてくれました。

今、日本企業のグローバル化はますます進み、同時にアジア発の外資系企業が特にハイテクや半導体業界を中心に多く日本へ進出しています。その一方で、異なる文化が交わる場では、摩擦や誤解も避けられません。

GLORAKUは、そうした「違い」や「戸惑い」を、喜びと力に変えるお手伝いをします。私たちは、皆さまのグローバルな旅路における最良のパートナーでありたいと願っています。